2025年11月、リクルート社のゼクシィ縁結びエージェントのサービス終了が発表された。その理由と背景に迫る。
カウンセリング"も"あるアプリ
ゼクシィ縁結びエージェントとは、結婚情報サービスや、結婚式場を運営する大手企業が手掛けた結婚相談所のサービスだ。
特徴としては、ペアーズやwithなどのマッチングアプリよりは、より結婚相談所に近いサービスとして、カウンセラーに相談できる。しかし、担当カウンセラーは存在せず、コールセンター的カウンセラーなので、親身な相談は難しい。
ベースとしてはマッチングアプリなのだが、より真面目な出会いと、ちょっとしたカウンセリングが受けられる、IBJの結婚相談所とのちょうど中間と言えるサービス。
いい人、いないかなあ
ゼクシィ縁結びというサービスもあるが、これはアプリだけでカウンセリングはない。マッチングアプリと比較すると。。。
①マッチングアプリ
②ゼクシィ縁結び
③ゼクシィ縁結びエージェント
④結婚相談所
という順番に、真面目な出会い度が深まり、カウンセラーの手厚さが深まる。大手の安心感と、安い料金体系がが受けて、業績を伸ばしていた。
中途半端な感じ・・・
マッチングアプリが全盛期を迎え、若者のニーズが安くて多くのお相手がいるマッチングアプリに流れていることが大きい。真面目な人が多くても、絶対数が少なければ結果的に、選ばれないサービスになってしまった。
また、真剣に結婚を目指す若者は、マッチングアプリが直接、結婚相談所へ移行する流れが、主流となった。
マッチングアプリのような安価なアプリにするか、結婚相談所並みに重厚なサービスにするかの、両極化が顕著になり、ゼクシィ縁結びエージェントは中途半端な立ち位置になってしまった。これがサービス終了の主な理由だ。
マッチングアプリは、所詮は出会いのサービスであり、結婚に必ずしもつながるわけではない。それが証拠に、どんどん婚姻数が減ってしまっている。マッチングアプリの出会いが割合としては最も大きいのにだ。
今後、結婚相談所が伸びるかどうかは、少子化問題には重要な課題となる。
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